創立30周年(1980年)「母と子のブロンズ像“希望”」

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母と子のブロンズ像“希望”

制作 一陽会会員 植木 力先生

1980年2月23日の30周年記念式典(新日鉄体育館)に先立って、新市庁舎前でブロンズ像が除幕された。設けられたのは正門前のグリーンベルトの上。

1年前から計画にはいり、記念事業としてブロンズ像を作ることになった。企画の成功の第1は制作を植木先生にお願いしたこと。しかし制作過程において塑像は東京、ブロンズは高岡、銘板は埼玉県、台座は姫路でというように、工程ごとに別々の土地で進められ、果たしてピッタリかみ合うのか、が最後まで心配された。

このあと、幼い子を抱き、東の空を見上げる母子の像は、市庁舎に出入りする人や通行の人々に希望を与えることとなった。