ミュージックサイレン“みかしほの鐘”

ミュージックサイレンが設置された
姫路商工会議所
 それまで、播州時間と称し、会合に10分15分おくれてくるのが常識とされる風習があった。そこで創立5周年記念事業には、時間厳守のロータリー精神を普及させようと検討の結果、商工会議所の楼上にミュージックサイレンを設けることとし、1955年6月10日の時の記念日に吹鳴式を行った。

 名称は懸賞募集により「みかしほの鐘」と決まった。曲目はドボルザークの「家路」で、朝7時、昼1時、夜10時の3回吹鳴、3年後には朝・昼の曲だけを藤山一郎氏の作曲による曲目に変更、朝には働く勇気を、午後には頑張りと安全を、夜には平和な家庭の幸せをと、祈りをこめて姫路の空に鳴り渡った。

 翌1956年、市立城南小学校では「わたしたちの姫路」という郷土読本を編集、その中では「みかしほの播磨の国の朝ぎりが、おりからの朝日にとけて、さわやかに明けわたるころ、人々の心にあらたな勇気をよびおこすように、時を告げる音楽が鳴りわたります」と紹介し、次いでロータリーの友愛と奉仕の精神を分かりやすく説明された。

 この郷土読本は姫路市立小学校全校に採用され全小学生にロータリーを印象づけるのに多いに効果を上げた。

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